五十肩・四十肩で夜に痛みがでる原因と対処法

四十肩・五十肩の夜間痛

五十肩・四十肩はどちらも「肩関節周囲炎」という肩の炎症のことで、腕を挙げたり、下げたりするときや、洋服を着たり脱いだりするときに痛みが起こる症状です。

なぜ炎症が起こるのかですが、残念ながらはっきりと分かっていません。

五十肩・四十肩で悩まされる症状のひとつに「夜間痛」があります。この夜間痛の原因と対処法を今回はまとめたいと思います。

五十肩・四十肩が夜痛くなる原因

・リラックスして寝ている状態は痛みに敏感になる(副交感神経優位)
・室温が下がって肩が冷えている
・血流が悪くなっている
・無意識に寝返りをして傷む

などが挙げられます。

では、夜間痛はどのくらいの期間で治まるのかですが、だいたい2ヶ月くらいかかるのではないでしょうか。

2ヶ月も寝れない日が続くの!?と思った方。大丈夫です。寝方を工夫するだけも随分と楽になります。

五十肩は骨折や捻挫と違って、人によって治る期間に差があります。できるだけ早く炎症を抑えるようにコントロールしてあげることが近道です。

夜痛くならないように寝るには

五十肩の寝方

画像引用:四十肩・五十肩 病態と種類

夜間痛の原因を治さないと根本的な解決になりませんが、寝ている姿勢を変えるだけも負担を減らすことができます。

肘の下とお腹の下に枕やタオルを丸めたものを入れることで、肩の負担が減って夜に痛みがでることが少なくなります。

三角布で腕を吊るして寝るという方法も有効です。

寝るときにしてはいけないことして、痛みがあるほうの肩を下にして横向きに寝ると痛みが強くなります。

達人と呼ばれるまでになりたいです。

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